DIYシェービングブラシ(シルバーチップ)

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シェービングブラシにはあまりこだわりがないのだが、そろそろシルバーチップのブラシがほしいと思っていた。かれこれ1年くらいである。買わなかった理由は単純にシルバーチップは値段が高いし、ブラシに金かけるならシェービングソープ買うわいと思っていたからだ。

そんなおり、なんとなくAmazonでシェービングブラシを見ていたら、ノットのみのブラシが売っていた。シルバーチップやら2バンドやら何種類かあり、ノットの直径も選べるので興味本位で買ってしまった。

シルバーチップ・ノット

買ったのはシルバーチップの23.5mmである。気になるお値段は2000円+送料350円である。シルバーチップでこの値段なら安い。一応、レビューで星もついていたし、この値段なら諦めもつく。ちなみに中国製であるが、中国製は当たりはずれのうちはずれが多いだけで、当たりもあるので当たりの方に期待した。発送元も中国でかねがね1週間ほどで日本に入ってきた。

ノットを買ったはいいが、ハンドルがないのでハンドルはeBayで購入した。レジンハンドルで24mmのものである。そもそも、シェービングブラシのハンドルのみ自体の品数が少ないうえ、24mmとなるとさらに品数は少なかった。もう少し種類があってもいいんじゃないかと思う。

ハンドルの方は送料無料で7ドル程度なので、ノットと合わせて3000円ちょっとだ。冒険しているとはいえ、24mmシルバーチップならかなり安い。ハンドルの方も1週間程度で届いた。

シェービングブラシの組み立て

ノットとハンドルが届くまでいろいろ調べてみたが、どういう手順で組み立てるのが正解なのかさっぱりわからなかった。接着剤とゴムハンマーがあればどうにかなるだろうと思い、気楽な感じで組み立てに臨んだ。

結論から言うと、接着剤はいらなかった。接着剤をハンドルの穴に流し込んで、ノットをはめ込んだ後、ゴムハンマーで叩いてみたが、ノットが浮いてきてしまってうまくいかなかった。

接着剤を取り除いてノットをハンドルの穴に突っ込んでゴムハンマーで叩くだけでしっかりと固定された。意外とピッタリ入るものらしい。引っ張っても抜けなし、抜けたら直せばいいのでそのままブレークイン作業に入った。

ブレークインは何の問題もなく終わった。毛が2本か3本くらい抜けたか切れたかしたが、ここらへんは特に問題ないだろう。

24mmシルバーチップ

開封したてのノットを見たときは24mmの大きさは別に大したことないと思ったが、ブレークインで水分を含ませてみると、かなりの大きさになる。使い始めると段々と毛が広がってくるので乾いた状態でもそれなりの大きさになるはずである。

そして柔らかい。Maggardの2バンドはかなりコシがあるが、今回のブラシはそういったコシの強さはなく、かといって使い込んだ豚毛のようなヘタれた感じもしないのでシルバーチップというのは本当らしい。

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まとめ

今回は組み立てからブレークインまでは問題なかった、という記事である。アナグマはブレークイン後にある程度使って、熟れてこないと何ともいえないので、使い心地はまた別の記事にしたい。

これでちゃんと抜け毛などなく使えたら、俺が知る限りではコスパ最強のシェービングブラシということになる。組み立て作業自体はさほど難しくないので、あまり手間ではない。ハンドルにこだわらなければ、いい買い物なのではないかと思う。

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