Fine Accoutrements: GREEN VETIVER シェービングソープ & アフターシェーブ

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2019/3/19 ゲラン ベチバーとの違いを追記

FineのシェービングソープとアフターシェーブはAmerican Blendの他にもう1種類ほしいと思っており、今回はGreen Vetiverを購入した。3か月前はPlatinumを買う予定だったのだが、どういう気の迷いかGreen Vetiverにしてしまった。

これといった理由はないが、普段とは違い名前からストレートに香りが想像できるシェービングソープとアフターシェーブがほしくなったのだ。Platinumにするか迷い、迷ったら両方買う派だけども、今回は財布の紐を締めてGreen Vetiverだけにした。

シェービングソープ

職人系のソープは柔らかめが多いが、Fineのソープはハードソープで、Taylor of Old Bond StreetやDr. Harrisあたりのクラシック系よりも硬い気がする。硬いソープでもAmerican Blendと同じで、簡単にもっちりとした泡が立ち、優秀なソープである。ここらへんは期待通りである。

American Blendと違いメントール感がかなり少ないのが気に入ったところだ。最近はメントールに慣れてきとはいえ、メントールフリーの方が個人的には好みである。

香りの方はインパクトは強くなく、一言でいうと森林や草原のイメージでその名の通りグリーンを感じさせる新鮮な香りだ。こういった香りのソープは初めてなので余計に新鮮に感じるのかもしれない。

香りの系統としては少し好みがわかれるところだろう。こういった香りの類に一切の抵抗感を感じないのでわからないが、ショップのレビューなんかを眺めているとそう感じる。

アフターシェーブ

ソープの方は香りにインパクトがあまりなかったが、アフターシェーブの方はトップノートから弾けるようなインパクトがあり、ソープの落ち着いた香りとは正反対である。シトラスやベチバーが一気に弾け、徐々に落ち着いてミドルノート以降はソープと同じような森林や草原を連想させる落ち着いた香りに収束していく。

この香りの展開はとてもおもしろくて好きだが、人によっては抵抗があるだろう。香りの元ネタになっているのはゲランのベチバーという香水(オードトワレ)で、この香水のレビューも好き嫌いが分かれているようなので、おそらくGreen Vetiverも好き嫌いが分かれるのだろう。

あと、この香りは若者向けの香りではなく、どちらかというと中年くらいから似合う香りじゃないかと思う。中年手前に差し掛かった俺では少し早い香りだったかもしれない。

アフターシェーブ自体の性能である保湿性や収斂性は特に言うことはなく、優秀な方だと思う。ここらへんはウィッチヘーゼルやらバームやらを使っているので、最近はあまり気にしていない。

ゲラン ベチバーとの違い

この香りが気に入り過ぎて、元ネタはゲランのベチバーも買ってしまった。香りの方向性としては大きくな違いはないが、やはり少し違いがある。

ゲランのベチバーの方がシャープな印象があり、すっきりと締まりがある。この締まりはラストノートまで続くので、香りの最後の方になるとかなり違いが出ると思う。Green Vetiverはゲランに比べると、少しくすみというか、土っぽさが強い。

ゲランと組み合わせて使っているが、アフターシェーブの方が鼻孔に近いせいか、ゲランの香りはまったく自分ではわからなくなるのは少し盲点であった。

まとめ

普段使っているものよりも大人の香りがするシェービングソープとアフターシェーブだった。個人的には好きだけど、この香りがする自分を他人がどう思うのか気になるところで、スーツを着てないとこの香りは出してはいけないような気がしている。クールビズも終わり、これから半年以上はスーツを着る日々が始まるので、今回はこれを買ってよかったのだと思う。

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