海外のアフターシェーブローションといえば、BrutやAqua Velva、Old Spiceあたりがマスプロダクツとして有名であるが、今回紹介するPinaud Clubmanもそんなマスプロダクツの一つだ。
最近は職人系のシェービングソープやアフターシェーブローションを買うことが多かったが、今回はマスプロダクツなので日本国内でも比較的手に入りやすく価格も安い。Instagramを眺める限りだと、マスプロダクツの中でもPinaud Clubmanシリーズは最も支持されているのではないだろうか。
使い心地
まず容器はガラス製ではなくポリのような柔らかい容器で写真で見るよりもかなり安っぽく感じる。10ドル未満なのでもともと安いのだから仕方がないのだが、外見が安っぽいと中身の黄色い液体がなんだか毒々しく見えてくるのは不思議である。
内容量は177mlでやや多めで、他のアフターシェーブローションよりも容器が大きい。洗面台の定位置に収まらず、こいつだけは別のところに定位置を作る必要があった。(家族の視線が・・・)
保湿性といったアフターシェーブローションとしての機能としては十分だろう。過度の期待を抱いていたわけではないので、当たり前だが、期待を裏切るようなものではなかった。
ただ、トップノートの香りは鼻孔を直撃するタイプなので、最初は慣れないかもしれない。
香り
いわゆるクラシック系の香りだが、高級感はない。良くも悪くもマスプロダクツの香りである。
床屋系というよりベビーパウダーの香りで、どこか懐かしい香りがする。子供の頃、汗疹になった時に塗ってもらった薬の香りがする。
トップノートはそこにシトラスが入るので、トップノートはやや刺激が強く感じる。シトラス系の香りはすぐ揮発するので、15分もすればベビーパウダーの香りに落ち着いてくる。
まとめ
アフターシェーブローションの代表格だが、おっさんからベビーパウダーの香りがしてくるって客観的に見てどうなんだろう、という疑問を抱いている。
いわゆるバーバー系の香りのソープであれば合わせやすく、使い勝手がいいとは思うが、個人的にはもう一工夫必要かじゃないかと思い、SOAP COMMANDERのCOURAGEのアフターシェーブバームと一緒に使っている。これはこれでいい感じになる。
Pinaud Clubmanを使い始めてから、「香りを混ぜてみる」というのも楽しみ方のひとつではないかと気づいた。
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