
シェービングソープを買うのが久しぶりすぎる。リピート買いが中心になっており、あまり新規買いをしていない。使うシェービングソープはだいたい決まってきたような感じがする。たまには新しいのを買ってみるかと思い、買ったのがelevenのシェービングソープとアフターシェーブバームである。
というわけで、本記事ではelevenの本記事では、elevenのシェービングソープとアフターシェーブバーム(Cedar, Vetiver and Sweetgrass)の香りと使用感を、他ブランドとの比較を交えてレビューする。
シェービングソープは16ドル、アフターシェーブバームは10ドルと円安のご時世にも優しい価格帯である。
香り: Cedar, Vetiver and Sweetgrass
この香りを選んだ理由
なんでこの香りかというと、Fine AccoutrementsのVetiverが廃盤になったからだ。なんでVetiverなくなってしまうん?FineのVetiverをリピート買いしようと思ったら廃盤になっており、代わりになるかと期待したのが購入の契機である。Vetiverの文字だけしか見ていない。
結果は期待通りではなかった。ほとんどシダーウッドだった。先頭がCedarって書いてあるからね。そうだよね。そうじゃないかなぁ、とは思ってた。
シダーウッドという香りについての偏見
シダーウッドは定番の香りだが、シダーウッドがメインとなる香りのシェービングソープやらを紹介するのは初めてである。シダーウッドを買うのが気が進まないと思いながらここまでやってきた。
だって、杉の香りだよ?森へ行けばいいじゃん。山にわっさわっさ生えてるのが針葉樹だよ。春になれば公害の如く花粉をまき散らす、あの木だよ。なんでわざわざそんなものを金出して買うんだよ。
実際の香りについて
そんなことを思いながら8年だかやってきたのだが、今回はシダーウッドである。
香りのイメージはTHE森林といった感じである。ウッド系ど真ん中、これがウッド系じゃなかったら何がウッド系なのかと問い詰めたくなるくらいにはウッド系である。ベチバーやスウィートグラスの青々とした草っぽさを少し感じるが、あくまでシダーウッドの方を際立たせるためのアクセントである。
これでもかというくらいに森林をイメージさせる香りである。大自然の逆襲が始まり、森林が攻めてくるのかと思った。森林が人類へ逆襲するとき、たぶんこんな香りがするだろう。
ストレートなウッドが苦手という人には向かないであろう。
シェービングソープ


全体的な使用感はよいのだが、中庸的なシェービングソープであらゆる点で特徴がない。こういうのが一番書きづらい。シェービングソープのありとあらゆるポイントが80点という感じである。
泡立ち
ブラシで泡立て始めてからすぐに泡立ち始め、泡立ちはよいと言える。泡立ちがよすぎると、泡がケースから必要以上にあふれ出してくるシェービングソープもあるが、これはそういうこともない。
普段、24mmのブラシを使っているので、どんなシェービングソープでもだいたいあふれるのだが、このシェービングソープは平均的なあふれ出しである。
泡の質感
もっちりとサラサラの中間と言ったところだと思う。もっちり感はBarrister and Mann未満、MuhleやTaylor of Old Bond Streetよりも上といったところか。成分に獣脂(Tallow)が入っているが、使ったときはヴィーガンソープかと思った。
よほどこだわりがない限りは多くの人が満足できる泡の質感かと思う。
シェービングの使用感
「まぁこんなもんでしょう」という感じ。保湿感があり、刃のすべりも良好である。感動するほどのものではないが、シェービングソープとして押さえるべきポイントをちゃんと押さえている。
突出したところはないが、ダメなところもない。Tier1になることはなさそうだが、Tier2くらいに常時いるような感じがする。
総評
ホント書くことなくて困った。このあたり書くのに3日くらい寝かせた程度には普通な優秀さであった。
特筆すべきポイントは16ドルとアルチザン系のシェービングソープにしては低価格帯であるところである。Maggard Razor価格でTaylor of Old Bond Streetより安い。価格と全体の使用感を考えると、かなり優秀だと思う。
濃厚な泡が好きという人は物足りなく感じるだろうが、多くの人は満足できるのではないかと思う。
アフターシェーブバーム

使用感
テクスチャは固めだが、伸びはよくワンプッシュで顔の下半分までは伸びる。バームなので香りの持続時間は期待できないが、使った瞬間は香りを楽しめる。
ベタつきもなくサラッとした使用感で、ベタつきを嫌う人でも抵抗なく使えるだろう。
保湿
保湿力は高く、冬場でも乾燥するようなことはない。ベタつきを感じさせずに保湿感はあるので、シェービングソープと同じように優秀だと思う。
10ドルと比較的安く保湿力もあるので、無香料を単品で他のアフターシェーブローションと組み合わせるという選択肢もある。普段使いの消耗品として使うのもありだとは思う。
総評
使用感、保湿力ともに優秀で、コスパもそこそこいい。保湿のところでも触れたが、無香料を単品で保湿の補助として使うのがベストプラクティスなような気がする。
香り付きはシェービングソープと香りを合わせる以外に買う理由はそんなにない。
無香料はSoap Commanderのバームがよいが、冬場だけでは使い切れないので、量が少なく安いelevenの方がいいかも。
メントールフリーなのでメントールの清涼感を求める人には向いていない。
まとめ
冒頭に述べたように突出した推しポイントはないものの、残念だと感じるポイントもない。全体的にバランスが取れており、価格も低めということで買いやすいのが特徴と言っていいだろう。好みの香りという理由だけで選んでしまってもいい。色々なシェービングソープを試してみたいという人にもオススメしやすい。
特別なこだわりがない人でなければ、誰にでもオススメできる。


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