エッセンシャルオイルでアフターシェーブを自作する

アフターシェーブがなくなりそうなので、今回は自作した。海外からは買えないアルコールベースでコロンに近いものを目指した。

ベイラムのアフターシェーブを作った時はスパイスを寝かせて香り付けをしたが、なかなかめんどくさいので今回はエッセンシャルオイルを使用した。

Bay Rumのアフターシェーブを自作する

アフターシェーブ・ローションを調達するのはなかなか骨が折れるので自分で作る事にした。 航空危険物というものに該当するらしく、鬱苦しい美しい島国・ニッポンへは基本的には発送できないのである。 ちなみに、輸入禁止品ではないので、保税地域まで来れ...

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2017.01.24

レシピ

• エタノール 120ml
• ウィッチヘーゼル 60ml
• グリセリン 大さじ1
• アロエベラ・ジェル 小さじ1
• ベルガモット 10滴
• パチュリ 3滴
• シダーウッドアトラス 3滴
• ラベンダー 5滴
• クローブリーフ 3滴

エッセンシャルオイルのブレンドは記憶が曖昧だが、こんなものである。トップノートに柑橘系のベルガモット、ミドルノートにはフローラル系のラベンダーとスパイシー系のクローブリーフ、ベースノートにはウッド系のシダーウッドとパチュリを選んだ。

エッセンシャルオイル素人のわりにてんこ盛りだが、トップ:ミドル:ベースの割合が4:4:2に近くなるようブレンドしている。

実は元ネタのレシピはあるのだが、あまり好きな香りではなかったのでアレンジした結果、こうなった。クローブリーフは後から追加してパンチを利かせた。

エタノールにエッセンシャルオイルを溶かして香りを確認しながら作業を進めるのがコツっぽい。

保湿系にはグリセリンに加えてアロエベラ・ジェルを使っている。アフターシェーブ・ローションだけで保湿はカバーしきれないが、入れてみた。

使用感

つけた瞬間はエタノール臭がすごいので、ここは改善点である。肌が引き締まる感じと刺激は強めである。ウォッカとか強めの酒を使った方が良かったかもしれない。なんにせよ、アルコール濃度の調整は必要かと思う。

アロエベラのジェルを入れたので潤いは多少強くなったようだが、やはり保湿に関してはあまり効果は期待できない。

全体的な使用感としては肌が荒れるというような明らかなマイナスはなかったので、いったんよしとする。

香り

トップノートはベルガモットとクローブリーフがメインで、スパイシーな柑橘系の香りが走る。ベルガモットはすぐに立ち消えてラベンダーが現れ、スパイシーなフローラル感になる。最後はパチュリとシダーウッドがメインだ。

かねがね設計通りの香りではあるが、スパイシー感がストレートに出るのはもう少しどうにかしたい。クローブリーフが主張し過ぎな気がするので、少なくするか別のエッセンシャルオイルを選んだ方がよかったかもしれない。

ここらへん難しくて、スパイシー感がないと香りにパンチが足りないし、スパイシー系は香りが強いので少しでも多いと一気に主張が激しくなる。

市販のアフターシェーブとかはよく作られてるのだと感心した。

まとめ

エッセンシャルのブレンドは意外とシビアだったが、初めてにしてはうまくいった。もう少し香りのイメージがついていれば、もう少しうまくいったかもしれない。

アフターシェーブ・ローションは海外から買うのが難しいので、好きな香りは自分でエッセンシャルオイルをブレンドしてみるのも1つの手ではないだろうか。エッセンシャルオイルはセットで買えたりするので、うまく組み合わせて買うといいかもしれない。

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