以前からRazoRockのシェービングソープやアフターシェーブは気になっていた。評判は悪くないうえ、ソープが約10ドル、アフターシェーブが約12ドルとコストパフォーマンスも良い。
今回はMUDDER FOCKERを紹介したい。Italian Barbarのショップで買ったわけではないので、パッケージが古いかもしれない。
シェービングソープ
イタリアンソープなので少し柔らかめのソープで、色が少し茶色っぽい。初めてフタを開けた時は少したじろいでしまった。
香りは甘めのウッディ系で、ソープを泡立てずに直に嗅ぐとあまり好きな香りではなかった。初めての失敗かとも思ったが、泡立ててみるとソープを直に嗅いだ時とは変わり、いい香りだと感じだ。おそらく泡立てでトップノートが揮発して、ミドルノートに移ったのだろう。
ブラシへの充填が簡単にでき、泡立ちがいい。泡のでき具合はこってりとした濃い泡ではなく、どちららかというとサラッとした泡である。DR. HARRISの泡立ちに似ている。
買ってから知ったのだが、このソープは獣脂ベースで、成分にTallow Acid(牛脂脂肪酸)が含まれていた。Italian Barbarのサイトにもその旨の記述がある。
保湿性やカミソリの滑り具合も大変よく、快適に使える。これで10ドル程度なら、コストパフォーマンスは最高レベルだろう。
ソープは安くて高性能なぶん、容器はかなりチープでペラペラしている。これはやむを得ないところだろう。
アフターシェーブ
アルコールベースのアフターシェーブだが、うまいこと買うことができた。
トップノートはソープとかねがね同じだが、ミドルノートからは甘めの香水のような香りで記憶の限りだとANNA SUIに似ており、好きな香りである。香りの持続力は高く、昼過ぎくらいまで香りが持続する。
TABACもそうだったが、海外製のアフターシェーブは香りがかなり強い傾向にあるらしい。ここらへんは文化の違いだろう。
意外だったのが保湿性がやや高めだったところだ。梅雨から夏にかけてはバームはいらないんじゃないかと思えるくらいには保湿性がある。
ただ、刺激はかなり強めでアルムテストにパスしていても、肌がビリビリすることがある。
海外製のアフターシェーブはなかなか試す機会が少ないのだが、コストパフォーマンスはソープと同じくらい高く、値段の割に高性能だと思う。
まとめ
RazoRockのソープはInstagramでよく見るので気になっていたのだが、思っていた以上にコストパフォーマンスに優れていた。
同じRazoRockだとXXXあたりも気になり、安いのでいくらでも買えそうな気になってしまうのが危険なところだろう。
置き場所の問題があり、使い回すシェービングソープは最大5種類と決めているので、次に買うのはもっと先になるはずだ。
いっそのことシェービング用品の置き場所を作れるところに引っ越すという手もあるが。
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