Omega: ‘Hi-Brush’ Tortoise

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シェービングブラシといえば、アナグマ毛や豚毛が定番であるが、OmegaのHi-Brushは人工毛シリーズである。今回紹介する鼈甲ハンドルは廃番になったようだが、ブラシ部分のスペックは同じでイロイロなハンドルがある。ハンドルが暗闇で光るブラシもあり、無駄に欲しくなった。

http://www.omegabrush.com/product-detail/omega-hi-brush-fiber-shaving-brush-phosphorescent-glows-the-dark/?lang=en

見た目

ブラシのスペックはノットが24mm、ロフトが57mmで、ロフトがやや高めである。Omegaの人工毛シリーズにはHi-Brushの他にS-Brushがあり、S-Brushの方はLoftが48mmとHi-Brushより約1cmほど低い。

価格は20ドル以上と豚毛よりやや高めに設定されている。

ブラシ部分はコシがあり、先端部分だけでもかなり堅さを感じる。ノット24mmだが、スペックよりも細く感じ、Maggardの24mmブラシと比べるとかなり小さく感じる。印象としては22mmといったところである。

鼈甲色がかっこよくて買ってみたが、ハンドルはレジンで軽く、カタログの写真よりずっとチープである。タオルで拭くと塗装が落ちるというかなり残念な作りで、正直、この作りで20ドルは暴利である。

使い心地

実際の使い心地の方もあまりよくない。

ロフトのわりにコシが強いせいか、根元のあたり抵抗がある。それがバネのような抵抗なので、ボウルでのラザリングは楽で普通のブラシより早く泡立つが、顔でラザリングするのは向いてない。

顔でラザリングすると、毛が跳ね上がってあっちこっちに泡が飛び散る。ボウルで泡立ててから顔に塗る方がいい。

泡立ての際、ソープに強く押し付けるとバネの抵抗でうまくできないし、抵抗がないように弱くソープを充填しようとすると弱過ぎてうまく充填できない。ソープではなく、クリームを使うとバネの抵抗で面白いように泡立つので、ソープ派よりもクリーム派に向いているのではないだろうか。ちなみに、俺はソープ派である。

まとめ

正直、個人的にはかなり微妙なブラシである。ロフトの高さとコシが合っていないように思う。根元のバネのような抵抗感が自分の使い方には合わず、つかう頻度はかなり少ない。

使い勝手よりも、作りがチープ過ぎるのが不満である。Hi-Brushシリーズの全部が全部そうなのかはわからないが、最初に手にしたのがこれだと、後はちょっと買う気になれない。

人工毛より天然毛が良いと言われているが、このブラシを使う限りではその通りと言わざるを得ないので、アフィリエイト広告は控えることにした。

コメント

  1. としおー より:

    こんにちは
    いつも楽しく拝見させて頂いてます。
    シェービング関係のブログは軒並み更新が止まっているので、なかなか情報収集が困難でして、今今で更新して頂いており感謝しております。

    私はまだクラッシックシェービングをはじめて2ヶ月程で、まだ手探りなので大変参考になります。
    最近はebayで替刃のサンプルパックを購入して斬れ味や何日ぐらい斬れ味をキープ出来るかを試したりしています。

    もし良ければ、主さんのオススメの替刃などレヴューして頂けると嬉しいのですが…
    なにぶん主観の入るものなので難しいかと思いますが、ご検討頂ければ…と思います。

    新しい記事を楽しみにしております。
    でわでわ〜

    • suzuki より:

      こんにちは。コメントありがとうございます。

      替刃は書こうと思いつつも、奥深いテーマで未だに書けていませんw
      イマイチと感じていた替刃でも改めて使ってみるといい感じだったり、その逆もあったりするので難しいのですが、今度、いくつかまとめて紹介しますね。

      稚拙なブログですが、今後ともよろしくお願いします。