Maggard Razors: 2-Band Badger Shaving Brush

スポンサーリンク

Maggard Razorsから最近出た2-Band Badger Brushは気になっていた。値段も手頃である。クラシックシェービングを始めた頃、右も左もわからず無名中国メーカーのアナグマブラシを買ったが、抜け毛がひどくすぐに捨ててしまった。アナグマのブラシはそれから使っていなかった。

2-Band Badgerとは

2-Band Badgerとはなんなのかよくわかっていなかったが、どうやら毛の種類らしい。通常のアナグマ毛は3-Bandである。毛の色が先端から下に向かって白黒白の順になっているので3-Bandだ。2-Bandは先端から白黒で終わる。

毛質についてはは以下のサイトに書いてあった。

https://www.shavemac.com/badger_qualities.html

毛質としては良いものならFinestとSilvertipの中間あたり、そうでないものはPureとFinestの中間といったところか。今回のは値段から見て後者だろう。

ブラシについて

さて、本題のMaggard Razorsの2-Bandブラシである。アナグマということもあり、ブレイクイン後もなかなか脂が抜けなかったが、最近、ようやく小慣れてきたこともあり、ちょっと書いてみよう。

ノットは22mmと標準的で、ハンドルはアルミ製でずっしりとした重量感がある。持ちにくそうという印象があったが、使ってみると意外と自然に使うことができた。

無名の中国メーカーのアナグマ毛ブラシは抜け毛が激しく少し使うと毛がわんさか抜けたが、このブラシは抜け毛もなく気持ちよく使える。品質は高いと思う。

肌への当たりは使い込んだ豚毛とは違った柔らかさであるが、使い込んだ豚毛の方が柔らかい。中心部に芯があるようなコシがあるところが少し気になるところである。ここらへんは2-Bandのコシの強さなのだろうか。

泡立てについては小慣れてきたところではあるが、問題なく泡立つ。ハンドルが金属なので、陶器のボウルにぶつからないように気を配らないといけないのは少しめんどくさい。

まとめ

総合的にみると、アナグマ毛としてはコストパフォーマンスがかなり高いブラシである。抜け毛がなく快適に使える普通のメーカーの22mmであればPure Badgerで同じくらいの価格である。

だが、ブラシ全体でいうと豚毛や人工毛は半額で優秀なものがあるので、あくまでアナグマ毛というカテゴリーの中での話である。

マトモなアナグマ毛のブラシを使ったのはこれが初めてなのだが、シルバーチップのアナグマ毛が欲しくなってしまった。ノットが24mmくらいほしいので、機会があればWhipped Dogあたりでシルバーチップを買ってみようかと思っている。

コメント

  1. としおー より:

    こんにちは
    更新お疲れ様ですー
    最近シェービングブラシの記事が多いですね!
    私はシェービングブラシは安物ばかり使っていて、今のところ後回しになっていますので参考になりました。
    ありがとうございますヽ(´∀`)ノ

    現在使っているのは、かつての主さんと同じく「中国製の安物アナグマ毛」(一応100%表記)ですw
    プラスチックのスタンドとボウルがセットになってました…
    「泡立ちは、ブラシよりかクリームかな?」と勝手に思ってクリーム優先にしておりましたが、ちょっとブラシも検討してみます。

    2chで評判の良いMaggard Razorsの人工毛ブラシを考えていましたが、Semogueの豚毛ブラシも良さげですね〜
    木製の柄が好きなので1250もいいかな?と思ってます。

    でもこの記事読むと…やっぱりアナグマかなぁ…と悩ましいです!w
    まぁいずれ全部買うことになりそうですがw

    また更新楽しみにしております。
    ではでは

    • suzuki より:

      としおーさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます!

      Maggard Razorsの人工毛ブラシは、まだ記事にしていませんが、柔らかくてオススメのブラシですよ!

      泡立ちはブラシよりもソープやクリームに左右されると思います。
      ブラシは実用っていうより趣味の世界に近いものがありますね。
      アナグマ毛はもう1本か2本買ってみたいと思いますw