Stirling Soap Co.: “ARKADIA”シェービングソープ&アフターシェーブ

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前回から随分と時間が空いてしまったが、引き続きStirling Soap Co.のシェービングソープとアフターシェーブを紹介しようと思う。今回はARKADIAだ。

アルカディアはギリシア南部の地域であると同時に牧歌的理想郷の代名詞でもある。前回紹介したPIACENZAと同じようにネーミングと香りが紐付かないのだが、ARKADIAはエルメスの香水、テール・ド・エルメスにインスパイアされた香りである。

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シェービングソープ

PIACENZAと同じメーカーなので、使い勝手としては同じである。獣脂系らしい泡立ちで、もっちりとした濃厚な泡を楽しめる。

やはりこういう泡立ちがクラシックシェービングの醍醐味だと実感できる。

水は少なめにして固めに泡立てるのが好きなのだが、水を多めにして少しゆるめに泡立てしても満足できる使い心地ではないかと思う。

容量が少し多めでグラム当たりの単価としては安い方なので、贅沢に使ってしまっていいだろう。趣味としてシェービングを楽しんでいると、使い切れないほどのシェービングソープがあるので、1回で使う量なんて気にしないかもしれないが。

シェービングソープとしては優秀なので、好みの香りで1つあってもいいと思う。

アフターシェーブ

こちらはアルコールベースだが、意外と保湿性が高く、潤いがあるのが特徴的だ。

けっこう何度も書いていることになるが、アルコールベースのアフターシェーブは、アルコールと一緒に肌の水分が飛ぶので、保湿性を求めていない。

しかしながら、Stirling Soap Co.のアフターシェーブは保湿性が比較的高く、肌の潤いが持続するので、少なくとも湿度が高い季節はこれだけで十分だと思う逆に、これ以上の保湿をすると肌がビタビタになるような気がしている。

アルコールベースのアフターシェーブばかりを買ってしまったが、トナーやバームも試したくなっている。

香り

肝心の香りだが、前述したようにエルメスのテール・ド・エルメスにインスパイアされた香りだ。海外のサイトによると、テール・ド・エルメスよりもオレンジが強いと書いてあった。

オレンジやレモンがすっきりとさせ、ベチバーやシダーウッドといったオリエンタル系や樹木系がどっしりと構えて、ブラックペッパーが引き締めるような香りのイメージだ。

全体的には上品な香りだが、肩ひじ張らずに使えるのではないかと思う。春から夏にかけての香りだろう。

ミドルからベースの香りがしっかりしているせいか、香りの持続性は長く、朝から夕方くらいまで香りが続く。今回、いくつか買ったが、香りの持続性はARKADIAが一番長いように思う。

まとめ

ソープやアフターシェーブの使い心地もいいのだが、やはり香りが気に入っている。香りの元ネタになっているテール・ド・エルメスも欲しくなってくるくらいだ。

Instagramでよく見る香りではあるけど、買った1週間後くらいに売りに出している人がいたので、香りについては好みが分かれるのかもしれない。

トップノートとベースノートのコントラストが強いので、苦手な人もいるのだと思う。

コメント

  1. kanbe_nobunaga より:

    Stirling Soap Co.のバームですが
    私はかなりの脂性なのですが、使ってもベタつく事もないですし肌に馴染むと
    かなりいい感じで、香りの持続も長いと思います。
    ちなみにBarberShopを購入しましたが、かなりいい香りですよ。
    あれ?これ日本の床屋の匂いじゃね?って感じですか
    他にも試してみたい思う製品が沢山あるので少しづつですが購入したいと思わせてくれる商品だと思います。

    • suzuki より:

      kanbe_nobunagaさん、コメントありがとうございます。
      返信が遅くなり申し訳ありません。

      Stirling Soap Co.のバームよさそうですね。
      Barber Shopも気になったのですが、FineのAmerican Blendを使い切っていないので見送りました。
      Stirlingはいろいろな香りがあるのでバームも試してみようと思います。

      情報ありがとうございました。