RazoRock Superslant L1に続き、L2についてである。アグレッシブさでいうと5段階中3である。中庸、ど真ん中といったところだ。順当にL1から使い始めた野田が、非常にスムーズで肌への当たりが軽いホルダーだったので、L2がどのような使い心地なのか気になった。あまり極端な差はないだろうが、L1とL2の組み合わせよりも、L1とL3の方がよかったのでは?という疑念もあった。
見た目
見た目はL1と同じである。裏の刻印が違うだけで、全く同じ。L1の方を見てもらえれば、大体わかる。
L1との違いはベースプレート裏側の刻印くらいである。
使い心地
さて、気になるのはL1との違いである。アグレッシブさでいうと2段階アップということで、肌へのあたりは明確に違う。L2はL1よりも肌への当たりが強めで、ミディアム・アグレッシブあたりに相当すると思う。感覚的にはiKonのB1 Slantあたりか。L1はマイルドに属すると感じたが、L2はミディアム・アグレッシブあたりにカテゴライズするのが妥当に思える。
刃が肌に当たっている感触がしっかりあるが、強すぎるわけではない絶妙な当たり具合で、両刃カミソリらしい使い心地がある。それでいてしっかりスムーズ。 当たりの強さはMerkurの37Cあたりと同じくらいじゃないかな。
スラントらしくシャープな切れ味で1パス目からきれいに剃れる。2〜3日放置していたヒゲも1パス目の順剃りからカットできるのは気持ちいい。L1の1パス目は少し残るので、L2の方がしっかり当たっていることがわかる。
人を選ばないというか、Superslantの一番外れないのがL2ではないかと思う。使い易い。毎日使っても肌への負担は少なそうだ。
L1と比較して
L2かL1かと言われたらL1の方が好きかな。これは俺自身がマイルドホルダーの方が好きだからという単純な理由に過ぎない。「マイルドホルダーは少し苦手」という人であれば、選択肢はL2からということになる。
最近は外出するときはマスクするので、シェービングをサボることが多い。「剃ったぜ!」みたいな感覚はL2の方があるので、3日くらいサボった後はL1よりL2を使いたいかな。
まとめ
RazoRockの新ラインを2種類買ってみたが、面白く良い買い物をしたと思う。ハンドル込みで130ドルなので若干高めではあるが、価格相応の面白さというか、使い心地の良さはあるのではないかと思う。
「ヘッド2種類は予算が」という人は迷わずL2から検討してみるのがいいと思う。初めてのスラントであればL2で間違いないし、手持ちと比べてL2の前後といったところだろう。
発売直後に買ったので、ベースプレートは自由に選べたが、最近は品薄のようだ。どれを買ってもそんなに後悔することはなさそうではあるので、あるものを買ってしまってもいいかもしれない。
コメント
両刃カミソリにハマり収集癖がほどよく疼いているのですが
R89(物足りず)→Merkur42C(ほどよいが足りず)→R41OC(死亡)→RazorockGC.68Jaws(死亡)→GC84-P(スタメン)となっているのですが、おそらくOCが合わないのかと思いスラントに手を出そうとしてますが、GC84PよりアグレッシブにとなるとL1とL2ではやはりL2でしょうか?
RyowRazorさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
使用遍歴を見ると、L2の方が合ってそうです。
アグレッシブ過ぎると合わないようなので、L2が安牌かなぁ、と。
返信ありがとうございます。
L2ですか聞いてよかったです。
L2在庫今ないようなので復活したら
購入してみます(*’▽’)
待ちきれずにL1++買ってしまいそうですがw