シェービングブラシのブレイクイン

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ひさしぶりにシェービングブラシを買った。シェービングブラシにはあまり興味がないのだが、2月にMaggard Razorから20% OFFのクーポンコードが送られてきたので、シェービングブラシを買うことにしたのだ。比較的最近出たMaggard Razorオリジナルの22mm 2-Band Badgerブラシである。安い。

ブレイクイン

天然毛のブラシなのでブレイクインをすることになる。ブラシに獣の油分がついているので、そのままだと全然泡立たない。ワックスをつけた髪を洗うと全然泡立たないのと同じである。と書いたところで、最近は髪の分量に比例してワックスをつける量も減っており、最近はそんなことないなーなどと思った。

そんなことはどうでもよく、ブレイクインの話である。ブレイクインの手順を調べると、熱湯につけるなど色々出てくる。熱湯につけたらブラシがダメになるんじゃないかと思うが、ブレイクインというのものはだいたい宗教的な儀式みたいなものなので、そんな人もいるのだろう。俺がやるブレイクインの手順は簡素である。

1. 中性洗剤に浸ける

まずは中性洗剤をぬるま湯で薄めてブラシを浸けておく。時間はいちいち計ってないが、うっすらと濁ってきたらお湯から上げている。今回はあまり濁らなかったが、ブラシによってはかなり濁る。

写真ではハンドルまで浸けているが、本来であればブラシ部分だけが浸かるように浸けた方がいい。浅いコップでもいいが、獣の脂を取るためにコップを使うのに抵抗がある人は、半分に切ったペットボトルを使うといいだろう。

2. 中性洗剤を泡立てる

お湯から上げたら、そのまま泡立ててしばらく放置する。中性洗剤をラザリングするわけである。放置する時間も適当である。

写真ではわかりづらいが、ブラシの先端当たりが黄色くなっている。

 

上記1と2をもう1セットやる。時間は最初より短めにしている。長く浸けても、最初のようなお湯の濁りは出ないだろう。ブラシについた洗剤は意外と流れないので、念入りにすすぎをしている。

おそらく、豚毛のブラシだと2度やる必要はなく、1度で大丈夫かもしれない。アナグマ毛だと脂ぎっているので、もう1セット、合計で3セット必要になるかもしれない。

3. シェービングソープで泡立て

最後にシェービングソープを普通に泡立てて、またそのまま暫く置いておく。これは試験的な泡立てと洗剤や獣の臭いを消すためにやっている。これも2回やっている。手のひらで泡立ててみて、良さそうであればそこで終わりでいいだろう。

ブレイクインが終わった直後だと、泡立ちはあまり良くないが、まったく泡立たないというわけではなくなる。使っていくうちにだんだんと思い描いた泡立ちになる。

まとめ

ブレイクインの手順としては以上である。ブレイクインは夜にやって翌朝には使っている。新しいものは早く使いたい。完全乾燥を待てるほど気が長くないのだが、本当は完全に乾燥させた方がいい。

使っているうちにブラシの毛が開いてくるので、毛が開いて臭いが消えたら慣らし運転は終わりである。

この作業は宗教儀式なのでいろいろなやり方があるが、早い話しが余分な脂を落とせれば何でもいい。むしろ、いるのかいらないのか本当のところはワカラン。初めてシェービングブラシを買った時、ブレイクインをやらないと泡立たなかった経験があるのでやっている。

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