Colonial Razors: The General (ヘッドのみ)

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今回は両刃カミソリではなく片刃カミソリである。Colonial RazorsのGeneralをうっかり買ったので、どのようなものか紹介しようと思う。

片刃カミソリ

片刃のホルダーにはSchick InjectorやGEMなどいくつか種類があるが、Generalはフェザーのアーティストクラブや貝印のカイキャプテンの替刃を使用する。

同じようなホルダーにはCobra ClassicやMongooseといった片刃を代表するようなホルダーがあり、最近は片刃の人気が高まっているようだ。RazoRockからもHawkという片刃が出ている。

海外のフォーラムを眺めていると価格帯が同じHawkとGeneralは比較対象になるようだ。巷ではHawkの方がアグレッシブと言われている。

Hawkも欲しかったが、Generalの入荷が近かったのでGeneralにした。そんなことより、20%引きだったのが大きな理由である。

なんにせよ、片刃とスラントは最近の流行のようだ。

The General

本来はハンドルとセットだが、ヘッドのみが3月初旬に入荷だったのでヘッドのみである。

重量感

素材はアルミなので軽く、重量感はほとんどない。iKonのShaveCraftのアルミヘッドを想像していたので、あまりの軽さに驚いた。

X3のヘッドと比べたら10gくらい軽かった。わずか10gの差だが、体感として感じる重さは全然違う。

iKonのブルドックハンドルと組み合わせて使う予定だったので、軽さ自体はさほと問題ではないが、重さのほとんどがハンドルになってしまった。

外観

全体的にスラッとしているデザインで、無駄を削ぎ落としたスッキリとした印象を受ける。アルミ特有の輝きがあり、美しいヘッドである。

トップキャップのネジの部分は両刃のトップキャップのものよりずっと短いが、ちゃんとハンドルにフィットする。

あと、思っていたよりも両刃よりも幅がずっと広い。

使い勝手

軽さについては、ステンレスの重いハンドルと組み合わせているので、違和感が少しあるがさほど問題ではない。慣れの問題だろう。

剃り心地としてはミディアム・アグレッシブといったところで、肌への当たり具合はMerkur 37Cくらい、Gillette Adjustableでいうと5から6あたりかと思う。

しかしながら、原理はわからないが、両刃よりもよく剃れる。2パスでも十分なくらいよく剃れ、R41の剃り具合に少し及ばないくらい剃れる。

形として幅が広いので、1回のストロークで広い面積を剃ることができる。

替刃

選択肢としてはフェザーのプロフェッショナル・ブレイドか、貝印のチタン・マイルドブレードしかない。海外のフォーラムではフェザーの方が良いとのことだったので、フェザーにした。

替刃の方は両刃よりも厚みがあり、肌にしっかり当たっている感じがする。両刃よりもよく剃れたのはこの替刃だからかもしれない。チタン・マイルドブレードを使うとまた違った剃り味になるのだろう。

こういった替刃は初めてなのだが、替刃が細くてセッティングしづらいのが難点か。難点といえばそれくらいである。

両刃の替刃は安いので1回使ったら交換してしまうが、この替刃は両刃よりも多少高いので1回では交換していない。3回×3パスくらい使ったが、3回目でやや刃こぼれを感じたのでそこで交換した。

まとめ

初めての片刃カミソリだったが、買ってみて正解だった。剃り具合も良いし、両刃とは微妙に違う魅力がある。

両刃のようにホルダーのバリエーションが少ないが、昨今の状況を見る限りだと、もう少し色々な片刃ホルダーが出てきそうである。

今年はパイプタバコのつもりであったが、片刃の方に傾きそうである。世の中には沼がたくさんあってツラい。

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