海外通販で遭遇したトラブル

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かれこれ5年以上海外通販をやっている。そんな中で遭遇したトラブルのことを書いてみよう。最近はそこまで頻繁に買わなくなったが、多いときは週に1回以上は海外通販でものを買っていた。やはり海外とのやりとりになるのでトラブルは国内で買うよりも多くなるように思う。

紛失

郵便事故による紛失は記憶の限りだと1回だけで、世界の郵便屋さんは意外と優秀だと思う。

この1回の紛失はイギリスから買った時で、品物はCD5枚とTシャツ1枚のセットで当時のレートで7,000円くらいである。品物の値段が高い割に送料をケチってエコノミーにしてしまったことが災いした。

発送から4週間待っても届かなかったのでショップに連絡すると、すごく親切に対応してくれてた。新しいものをその日に送ってくれて、さらにショップは何も悪くないのにTシャツを2枚おまけしてくれた。

商品誤り

チェコからCDを買った時は届いた商品が間違っていたこともあった。これは完全にショップのミスである。商品が間違っていることを伝えて、送り返して、正しい商品を送ってもらった。こちらから送り返した時の送料はショップ側に伝えて、PayPal経由で送金してもらった。

余談だが、チェコの英語名は「Czech Republic」なので、郵便局の窓口で「この国はどこなの?」と聞かれてしまった。なんだか知らないが、旧共産圏の郵便はやたらと早くて正しい商品は5日程度で到着した。

この時はかなりメールでのやりとりをしたが、英語が不自由な者同士なので気が楽だったのを覚えている。メールの日付やら引用やらがチェコ語だし、時差のせいで何時に送ったメールなのかがさっぱりわからなくておもしろかった。

外装の破損

これはeBay経由でイギリスのセラーから替刃を買った時である。4週間待っても届かなかったので、eBayアプリの「More option」から不達の旨を伝えたら「日本についてるよ。遅延してたんだね」とメッセージが来ていた。どうやら、その日に日本に到着したらしい。相手には謝って問題はクローズした。

トラッキングナンバーはつけていたので、国内での動きはわかる。通関して地元の郵便局に到着したはいいが、いっこうに動かないのである。おかしいと思ったら、郵便局から速達で「通関の時から外装が破損していたので確認してほしい」と連絡が来た。

電話で日取りを決めて、郵便局の人に来てもらって、破損状況と内容物が無事かを確認し、問題なさそうなので受け取った。

郵便局の人の説明によると、気軽に受け取ってしまうと、中身が破損してた時にかなりめんどくさいらしい。保険の求償権は送り側にあるので、その求償権を移管してもらう手続きを書面でして、保険の求償という流れになると説明を受けた。つまり、求償権移管の依頼をして書面を送ってもらうわけである。

「大して高い物でもないし、ダメならダメで諦めがつくからいい」と言ったが、かなりしつこく念押しされた。後で文句言われると、郵便局の人もめんどくさいのだろう。

決済したのに代金を払えと言われる

これもeBayでマレーシアのセラーからCDを買ったときだ。なかなか発送してこないと思ったら「代金の支払いがまだだから早く払ってくれ」とメッセージが送られてきた。決済はすでに済んでるにも関わらずである。

PayPalのトランザクションIDを伝えて「もう払ってあるから確認して」とメッセージを返したら、ものすごく謝られて「おまけのCDあげるから好きなのを選んでくれ」と言われたが、見逃しまい「このCDつけて送った。ホントごめん」とメッセージが来ていた。

初めての東南アジア通販でトラブルがあったのは残念だが、親切に対応してくれたので悪い印象はない。

まとめ

海外通販で遭遇したトラブルはだいたいこんなものである。もうちょっとあった気もするが、忘れてしまったので些細なことだったのだろう。

いろいろな国から物を買ってわかったことは、世界の人たちは意外と親切だということだ。下手したら日本人より親切で、こちらの主張を尊重して対応してくれて不快な思いをしたことは一度もない。1番目の郵便物が紛失した件なんかは、ショップは何一つ悪くないのにも関わらずおまけまでつけてくれて、こちらが申し訳ない気持ちになる。

なにかあれば、英語でメールやメッセージのやりとりをすることになるが、学校の試験ではないので、こちらが言いたいことが伝わりさえすればいいので気楽である。下手したら、相手も英語が不自由だったりする。俺が書いた英語のメールやメッセージは過去形と現在完了形の使い方がめちゃくちゃなはずだが、ちゃんと伝わっている。

それと、PayPalは心強い。なにかトラブルがあった時に、決済したことを証明してくれる第三者なのだ。問い合わせる時は必ず注文番号とPayPalで支払った時に発行されるトランザクションIDを書いている。

海外通販はトラブルがあった時に英語でやりとりしないといけないのはめんどくさいが、言語の壁は意外とどうにかなる。トラブルなんか、起きる時は起きるのである。

トラブルを未然に防ぐ方法は今のところ、値段が高いものには送料が高くなってもトラッキングナンバーをつけることくらいだ。

コメント

  1. s.tokutake より:

    始めまして。
    チェコからCDを個人で購入したいと思って情報を探していたらこちらに辿り付きました。
    ブログ主様が購入されたチェコの通販店(若しくは海外発送対応できるお店)を教えていただけませんでしょうか。
    また、通販店「Arara.cz」なんかはどうでしょうか。

     宜しくお願いします。

    • suzuki より:

      s.tokutakeさん

      はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。

      チェコのショップはジャンル特化なので参考になるかわかりませんが、
      obscene.czとというショップ(レーベル)です。

      海外発送の有無を確かめるのであれば、 
      発送に関するポリシー(大抵は画面最下部のShipping)に海外発送に有無が明記されているので、
      そちらを確認することをオススメします。