Stirling Soap Co.: SHARP DRESSED MAN シェービングソープ&ポストシェーブバーム

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Stirling SoapのMANシリーズであるSHARP DRESSED MANを購入した。以前、Stirling Soapのについて書いたところ「ポストシェーブバームもいい」とのコメントをいただいたので、今回はポストシェーブバームとセットで購入した。

なんとかMANとついているシリーズはどうやらCreedのフレグランスからインスパイアされた香りのシリーズのようだ。今回紹介するSHARPE DRESSED MANはGreen Irish Tweedからインスパイアされた香りだ。Creedは高価格帯のフレグランスなので、試す機会がなく、本当に近い香りなのかはよくわからない。

シェービングソープ

Stirlingのシェービングソープについては過去に3本くらい書いているので、短めに書こうかと思う。

獣脂ベースのシェービングソープで容器にみっちりと詰まった少しお得感のあるシェービングソープである。ラザリングもしやすくもっちりとした泡が肌を保護してくれ、性能としては満足できるレベルだ。

ベスト・オブ・ベストには少し届かないといったところなのだが、値段と比較すれば量も多いし、性能もいいので大変優れているシェービングソープではないかと思っている。

公式サイトのレビューに「親子でクラシックシェービングを始めて、息子が愛用していた。数か月前に息子が亡くなり、SHARP DRESSED MANのソープはまだ使えないが、いずれ使えるようになるだろう」というようなことが書いてあって、 SHARP DRESSED MANについては少し感慨深いものがある。人それぞれ物語があるもんだ、ということを改めて思い知った。

ポストシェーブバーム

今回、初めてStirling Soapのポストシェーブバームを使ったのだが、思っていたよりもよかった。香りの持続性が意外と長い。といっても、やはり香りの強さや持続性はスプラッシュの方が上であることは間違いないのだが、手に入れるためにめんどくさい思いをするくらいならバームでもいいという感じだ。

保湿力についてはスプラッシュよりも遥かに優れていて、バームだけで保湿は賄えるだろう。仕上がりもベタつかないし、俺の苦手なメントールは入ってないのでとても使いやすい。

SOAP COMMANDERのバームよりもよかったら常用している無香料をStirling Soapのものに替えようかと思っていたが、そこまでは及ばなかった。保湿感や仕上がり具合は
SOAP COMMANDERの方が上かな、と思う。ここらへんは完全に個人の感想だ。まぁ、ブログ全体を通して個人の感想なんだけど。

香り

香りとしては「男らしい」香りらしいのだが、どうも個人的にはその表現はピンとこない。レザー系の香りではなく、今までこのブログで紹介してきた中だとPhoenix and BeauのTRAFALGARに近い。

さっぱりとしたクリーンな香りに少し緑っぽさが混ざったような香りだ。CreedのGreen Irish Tweedのレビューサイトを見ると、香料としてはレモンバーベナ、バイオレットリーフ、アイリス(アヤメ)といった少し変わったものが並んでいるが、葉っぱ系の香りと思ってもらっていいだろう。

サイトの説明にあるようにロバート・レッドフォードやクリント・イーストウッドという単語から、この香りを連想するのは難易度が高い。香りに対する文化の違いからくるのか、サイトの説明がわかりにくいのか、俺の教養が低いだけなのかはわからないけれども。

こういったグリーン感のある香りと男らしさがなんとも結びつかず、初めて手にした時は少し戸惑ってしまった。

まとめ

TRAFALGARの時も書いたが、すごく好きという香りでもないので、いまいち使いどころが掴めずにいる。カジュアルかビジネスかというと、ビジネスだと思うのだけど、ここぞという時はEXECUTIVE MANやFineのGREEN VETIVERあたりを使うので、なんだか出番がない感じだ。休み明けの月曜日なんていいかもしれない、と書きながら少し思った。

今回はバームがよかったとわかったのが収穫なので、Stirling Soapを買いやすくなった。プロダクト全体としては唯一無二感をあまり感じないのだが、値段と性能を対比した時のパフォーマンスは高いので、これからも買っていくと思う。種類が多いので「シェービングソープほしいなぁ」という時に安易に選んでしまいそうだ。

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