iKonハンドル比較: OSS vs Bulldog vs SE

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このブログはiKonの出現率がかなり高いが、ハンドルについてはあまり触れなかったので、今回はiKonのハンドルのみを比較する。

この記事を書いている2017年4月現在に出回っているハンドルはOSS、Bulldog、SE(Special Edition)の3つで、手元にあるのもこの3つなので、これらを紹介する。すべてステンレス製で重いハンドルである。

OSSハンドル

スペックは全長95mm、直径12.5mmで、太く長いハンドルである。ステンレス製なので重量はハンドルの中でもトップクラスだろう。重さに任せて剃る順剃りでは使いやすいが、ロングハンドルなので取り回しが効かない部分がある。

使う傾向としてはDualやX3といったマイルドなヘッドと合わせることが多い。

というのも、アングル調整はロングハンドルの方がやりやすい気がするのだ。ヘッドから離れたところを持った方が細かくアングルの調整ができるので、必然的にマイルドなホルダーとの組み合わせになる。特にDualのオープコーム側は細かくアングル調整しながら使っている。

ショートハンドル派だが、使いやすいハンドルではあると思う。

Bulldogハンドル

全長80mmで直径はOSSハンドルとほぼ同じなので、OSSハンドルを短くしたものと考えて問題ないだろう。

重くて短く取り回しが楽なハンドルだと思う。万能なハンドルなので、どのヘッドと組み合わせても使える。

先にも書いたように、ショートハンドル派なので、このハンドルが一番お気に入りである。アグレッシブなヘッドと合わせることが多い。

この価格帯やスペックだとWeberのブルドックハンドルが対抗馬となるが、スペックと使い心地はどちらも同じなので、価格くらいしか比較できる要素がない。

Weberのキズ・汚れありのアウトレット品は必ず出てるのでWeberのブルドックハンドルでも良いだろう。

SEハンドル

Special Editionということで限定モデルである。全長90mmでOSSハンドルよりやや短いが、末端が隆起しているため実際よりも短く感じるだろう。ステンレス製のハンドルだが、マットな質感に仕上がっている。

あまり買うつもりはなかったのだが、Connaught Shavingにアウトレット価格で売っていたので、うっかり買ってしまった。マットな質感なので、Coronial RazorのGeneralと合うかと思ったし、最近は片刃のヘッドを買うことが多くなったこともありハンドルをもう1本くらい増やしても良いかと思ったのである。買う理由ならいくらでも思いつく。

使い勝手としてはOSSとブルドックの中間だろうか。末端の隆起により使用感としても少し短く感じる。滑り止めの部分は他のiKonハンドルと比べると浅く、持った時の感触は柔らかい。

合わせるヘッドは悩み中だが、GeneralやX3あたりと合わせようかと思っている。

まとめ

ハンドル単品というのはなかなか買う機会が少ないかもしれないが、ステンレスのハンドルは重量があるので1本くらいあってもいいのではないだろうか。

ヘッドのみの単品販売があるメーカーだと、ハンドルとセットの価格よりも少し安くなることもあり、優秀なステンレスハンドルがあれば、比較的安価に色々なヘッドを試すことができる。

安いものだと、組み合わせによってはヘッドがちゃんと締まらないこともあるらしいので、評判のいいものを選ぶといいだろう。

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