Gillette Adjustable ‘Fatboy’をレストアしてもらった

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Delta Echo Razor WorksにFatboyのレストアを頼んだ話とそのレビューである。SlimがあればFatboyはいらないでしょう、と思っていたのだが、Slimを使っているうちにFatboyも使いたくなり、ついカッとなって買ってしまったのである。

オンボロFatboy

Fatboyはヤフオクでオンボロなものを3500円くらいで落札した。このFatboyには落とした痕跡があり、おそらくその衝撃でガードバーが歪んでしまい刃が少し斜めになるという症状があった。この歪みは分解してゴムハンマーで叩いて自分で直して使っていたが、完全には直らなかった。

eBayあたりでヴィンテージのGilletteを眺めていると、同じようにガードバーが歪んでいるものをよく見る。

なんとなく騙し騙し使っていたが、鼻下を剃るときに錆の臭いがするのが我慢できなかったし、ドアの開閉に突っかかる感じが残っていたので、Slimを買ったDelta Echo Razor Worksにレストアを頼むことにした。

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Delta Echo Razor Works: Gillette Adjustable 'Slim'
GilletteのAdjustable Slimを探していたが、ヴィンテージの両刃ホルダーを探すのはなかなか難しい。主にeBayからの調達になるが、写真で状態を判断しながら厳選していくことになる。特にGilletteのAdjustableあ...

オーダーから手元に届くまで

オーダーする

Delta Echo Razor Worksの「Refinish Your Single or Double Edge Razor」のから、レストアしたいホルダーと色を選んでオーダーするだけである。この他、メールで打ち合わせすれば、料金は見積もりになるが、どんなホルダーでもレストアしてくれる。

国際小包を送る

現物を国際小包で送るのだが、国際小包なので税関告知書が必要になる。内容物やら価格、数量を明示した送り状を作らなければならないのだが、これは日本郵便の「国際郵便マイページサービス」を使って印刷した。このサイトを使えば簡単に送り状やインボイスを作ることができるが、事前に無料の専用パウチを注文する必要がある。

税関告知書の方は以下のように記入した。

  • 発送種別:小形包装物(書留)
  • 内容品名:Safety razor for repair
  • 内容品種別:その他
  • No commercial valueを表示するにチェック

あとは100均で小さい段ボールと梱包用のプチプチを買って梱包し、専用パウチに送り状を入れて箱に貼れば発送準備完了である。封は閉じないで郵便窓口へ持って行けば、あとは郵便局の人がやってくれる。

書留なのでトラッキングナンバーが付く。これは送り状を作った段階で発番される。

手元に戻るまでの時間

日本からアメリカへは2週間ほどであった。向こうに到着後、作業完了まで1ヶ月ほどで、その間に音沙汰は一切ない。問い合わせれば何らかのリアクションがあるだろうが、こちらから何も言わなければ、発送連絡以外のコンタクトはない。作業が終わり、アメリカから日本まで10日くらいだったので、オーダーしてから2ヶ月程度で手元に戻ってきた。

余談だが、日本からトラッキングナンバーありで送ると700円程度だが、戻ってくる時の送料は20ドル以上かかるのは世界の七不思議かなにかであろうか。理不尽過ぎる。

生まれ変わったFatboy

外観

全体をガンコートでコーティングしてるのだから当たり前のことだが、戻ってきたFatboyは見違えるように綺麗になっていた。深い傷が埋まっていないのは仕方ないところであるが、ドア開閉の突っかかる感じはなくなっていたので、全体的なバランス調整もしてくれたようだ。

全体的な汚れがなくなるだけで使っていていい気分になる。SlimよりFatboyの方が好きなホルダーだったのでFatboyの登板回数は多くなりそうだ。

配色は黒と赤のコントラストに惹かれ、Ink Editionにした。歪みが完全に補正されているので、リストア前よりも快適な剃り心地である。

使い心地

ステンレスハンドルを主に使っているので、重心が下の方にあるFatboyの方がSlimより自然に使えるのが好きな理由だ。完全に個人的な理由である。肌へのあたりとしてはFatboyの方がSlimより強めな印象があるが、好みを左右するほど気になる差ではないし、もしかしたら思い込みかもしれない。

ヘッドはSlimより厚いので取り回しという部分ではやや不便を感じるが、TTO自体が取り回しには向いてないので、それほど気にならない。

使い方はSlimと同じように8〜9の順剃り、6〜7の横剃り、3〜7の逆剃りにしている。逆剃りは剃る場所によってダイヤルを調整して、鼻下あたりは2くらいまで下げることがある。アジャスト機能なので肌の質感に合わせて調整できるのは便利である。

やはりヴィンテージなのに現行品並みの定番であるFatboyの使い心地は良く、まさに名品である。

まとめ

今回、レストアを頼んでみてわかったのは、ヴィンテージ品よりのレストアというのは「有り」な選択肢である。特にオンボロを安く買ってレストアに出す方が美品やレストア済み品より安く済むかもしれない。

特にFatboyの美品やレストア品だと、消費税課税対象になる可能性が高い。ショップにもよるかもしれないが、レストアしたFatboyのインボイス価格は送料のみだったので、レストアすれば消費税が課税されないし、家内の者に買った値段がバレないので大変オススメである。

Gillette Fatboy

50-70 USD
9.6

使いやすさ

9.5/10

デザイン

9.0/10

快適さ

10.0/10

深剃りのしやすさ

10.0/10

価格

9.5/10

Pros

  • マイルド~アグレッシブまで自由に調整できる
  • ハンドルが太く重量があるのでバランスを取りやすい
  • 定番なので手に入りやすい

Cons

  • ビンテージなので価格が流動的

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