Red Tipの再塗装

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塗装の強度が弱いので注意

Red Tipをebayで購入したことは以前書いたとおりである。

Gillette: Super Speed 'Red Tip'
シェービング用品に限らずけっこう昔からeBayを利用している。欲しいものは日本でなく海外にあることの方が多いのでeBayは便利だ。 そんなeBayでGillette Super Speedの中でもRed Tipと呼ばれるホルダーを落札した。...

ノブの塗装の部分はかなり剥げていたので、塗装というものをしたことがないが、再塗装をすることにした。

準備

下地の作り方から、どのような塗料を使えばいいのかを色々調べた結果、プラモデル用の道具を使うことにした。

DIY的な塗料を揃えようかと思ったのだが、どうも大袈裟になり過ぎるし、確実に使い途のない塗料が余ることになる。結局、プラモデルというか、模型用の塗料を使うことにした。

用意した道具は以下のものである。

  • Mr.プライマーサーフェイサー 1000(スプレー)
  • 水性ホビーカラー H33 あずき色
  • 面相筆(小)、平筆(小)
  • うすめ液
  • 耐水ペーパー #400

その他諸々必要そうなものは買ったが、使ったものはこれだけであった。

エアブラシの方が綺麗に濡れるのは百も承知だが、Red Tipのためだけにエアブラシを購入するのは流石にアホらしいし、あまり金もかけたくないので筆塗りとした。

耐水ペーパーはもっと荒い#240あたりがよかったが、近所の金物屋になかったので#400とした。塗料自体は臭いが少ない水性で、なるべくオリジナルに近い色にしたいが調色はしたくないので、最も色が近そうな「あずき色」にした。

下地作り

まずは塗装の下地から作る。耐水ペーパーで古い塗装を大まかに落とす。金属には塗料が乗らないので、プライマーサーフェイサーを乗せてから塗装をする。

塗装しない部分はマスキングテープでマスキングをして、プライマーサーフェイサーを軽く吹きかける。1回で厚く塗らずに2回くらいに分けて塗るのがいいらしいので、乾いてからもう1度塗った。だいたい20分くらいで乾いた。

ちなみに、作業は風呂場をビニールシートで養生して行った。

塗装

プライマーサーフェイサーを塗り終わった後は長い時間放置してはいけないらしいので、4時間ほど放置してから塗装に入った。

風呂場でやっているので、家族の風呂の時間までには塗り終わらないければならなかったので、最短放置時間とされる4時間だけしかできなかったのだ。

塗料はうすめ液で薄めるものらしいが、薄めなくてもよさそうなので薄めずに塗り始め、平筆でサッサと塗ってしまった。塗り自体はほどほどうまくいったが、マスキングがうまく貼れておらずはみ出してしまった。

塗ってる時間より、はみ出した箇所の後始末方が時間がかかった。その後、面相筆で軽く2度塗りをして作業を終え、塗料が硬化するまで1週間ほど放置した。

完成

出来映えはまずまずといったところか。初心者が筆で塗っているので、近くでまじまじと見ると粗があるが、普通に見た感じでは気にならない。

全体的に平面ではないのでマスキングが難しく、おそらく筆塗りには向いていない。そこらへんを踏まえた上で塗装してれば、もう少しうまく塗れたかもしれない。

再塗装自体はDIYでできるので、塗装の剥げは購入する上であまり気にする必要がない。このことがわかれば、今回は一応成功かと思う。

追記

やはり塗装が弱いので、後日、ウレタン塗装をした。

Gillette Red Tip再塗装 再び
以前、Gillette Super Speed Red Tipを再塗装したことを書いた。 あの時は元の色に忠実、かつ安価に済ませるために模型用の水性塗料を使ったのだが、やはり塗膜が弱く、色が欠けたところから塗料が剥がれ出してしまった。もう少...

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