クラシック・シェービング事始め -準備編-

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両刃カミソリやらシェービングソープやらのことを書いているが、その使い方というか、クラシック・シェービングのやり方というのはあまり書いていない。「こうすると良い」というのはあるが、そんなものは個人の好みであり、正解などないと思っている。そもそも、俺とあなたはライフスタイルが違うのだ。俺にとっての最適解は誰かにとっての最適ではないし、誰かの最適解は俺には最適ではない。

それを踏まえた上で、両刃カミソリによるクラシック・シェービングの事始めを書いてみよう。

用意するもの

PayPalアカウントとクレジットカード(もしくはデビットカード)

国内調達では賄えないので海外から調達することになり、必然的に外貨での決済方法を用意しておく必要がある。海外の小さなショップが中心になるので、クレジットカード決済より、PayPal決済の方が安全だし、PayPalなら買い手保護のプログラムがある。

それに、レートや送料との兼ね合いを含めても海外から買った方が安い。

両刃ホルダー

選び方はなんでもいいが、最初は万人が良いと言うものを選んだほうがいい。刃物を扱うのなら良い道具を選ぼう。

フェザーのポピュラーなんかを選ぶかもしれないが、あれは使いづらく値段相応でオモチャに近い。マイルドホルダーならマイルドホルダーでもっと良いものがある。苦行のつもりでポピュラー使うなら、シェービング以外で求道の方法を見つけた方がいいと思う。

結局、値段との兼ね合いで最初の1本はMuhle(Edwin Jagger)かMerkurから選ぶことになる。

替刃

こればかりは肌質や肉付き、骨格といった遺伝子レベルの要因やスキルとの相性になるので何とも言えない。お試し用に色々な種類が入っているサンプルパックを買って試すしかない。試す価値があると個人的に思うのはいくつかある。

  • Astra Superior Platinum
  • Gillette 7 O’Clock Sharp Edge (Yellow)
  • Rapira Super Stainless
  • Lord Platinum
  • Personna Platinum
  • Polsilver Super Iridium

Astra、Lord、Personnaはシャープ過ぎずないので使いやすいと思う。気に入ったものや自分にあったものを見つけたら100枚単位で買ってしまうと安くなる。

シェービングブラシ

アナグマ毛と言われているが、アナグマもピンキリで最高ランクのSilvertipはそれなりの値段がする。Amazonで売っているアナグマ毛のブラシは毛が抜けやすかったりするので、避けた方が無難である。

性能と価格のバランスで言えばSemogueやOmegaの豚毛ブラシが最もリーズナブルじゃないかと思う。

ブラシは剃った結果に影響しないので、毛が抜けさえしなければあまり気にしなくてよいのではないだろうか。

シェービングソープ、もしくはクリーム

個人的にはシェービングクリームよりシェービングソープである。クリームは泡立てるのが簡単で手軽という利点はあるが、選択肢が狭い。一方でソープは選択肢が広く、色々な香りを楽しめるし、保湿性や肌の保護力、カミソリの滑りといったスペックもソープの方が高い。

初めて選ぶならDr. Harrisあたりだろうか。どこのショップでも取り扱いがあり、なおかつ性能がいい。

国内調達するなら、THE BODY SHOPのシェービングクリームが手頃である。あと、値が張るがL’OCCITANEのケードソープあたりか。

国内で流通している粉石鹸だけはやめておいた方がいい。香りがよくないし、ふんわりした泡ができない。

アフターシェーブ

シェービング後のスキンケアはクラシック・シェービングでは必須となる。アルコールベースのアフターシェーブ・ローションとハンドクリームのようなバームに分かれる。できれば両方揃えるのが趣味としての流儀だと思うが、最初は保湿に全力を注いでバームかと思う。

ローションタイプ(海外ではスプラッシュ)は保湿よりも肌の引き締めや殺菌、香りといったところにステータスが割り振られているため、ダメージの回復には弱い。肌へのダメージを回復させる方法は基本的には保湿しかなく、どんな手を尽くしても保湿ができてなければ無意味といっていい。

バームであれば、海外調達が簡単にできるし、海外の化粧品メーカーであれば取り扱っている。できれば、シェービングソープと合わせた香りにするか、無香料がよいと思う。

保湿力はやや弱いがNIVEA for MENの敏感肌用のアフターシェーブローションは意外といい仕事をするし、海外でもファンが多いようだ。

その他

上記で必要最低限の道具は揃う。あとは泡立てに使うシェービングマグやホルダーやブラシを立てかけるスタンドがあるとよい。どちらもeBayで10ドル程度から売られている。特にスタンドがあると洗面台の絵面がよくなる。

シェービングマグは最初は100均のマグカップでいいだろう。深さや直径など自分にあった形を探して色々試すといい。個人的にはスープボウルくらいの浅く広いものが使いやすいかと思う。

導入コスト

結局、準備に挙げた品々は合計でいったいいくらかかるのか。おそらく1万円くらいである。高いか安いかは人による。以下の構成でだいたい1万円を超えるくらいである。

種類品名価格ショップ
ホルダーEdwin Jagger DE89 £20.00Connaught Shaving
ソープDR. HARRIS Shaving Soap in beech wood bowl £18.75 同上
ブラシSemogue No.1305 £10.75 同上
替刃Popular Blade Sample Pack £8.00 同上
アフターシェーブ ニベアメン センシティブローション ¥909 Amazon

合計で£57.5と¥909となった。海外調達分はレートが1 GBP=140 JPYだと、¥8051+送料となる。送料は1000円〜1500円くらいなので、全部で1万円を少し超えるくらいだ。

このエントリーを書いてる時点ではポンドのレートが安いのでイギリスのショップを選んだ。Connaught Shaving自体、安めの価格設定ではあるので、1ポンドが150円台くらいでも最安値に近い価格になる。

費用を抑えるならブラシかソープを別なのもにすればよいが、それだとTHE TRADITIONAL SHAVING COMPANYSHAVE LOUNGEあたりのスターターセットの方が安くなるかもしれない。

まとめ

両刃カミソリによるクラシック・シェービングを始めるにあたり、揃える道具と参考コストを挙げてみた。趣味として始めるのであれば1万円は妥当なところかと思う。

どうせアレもコレもという風になるのだから、最初からそれなりに払ってしまってもよいのではないだろうか。

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